キャバクラの爆弾行為とは？種類や気を付けることについて解説！

キャバクラにおける暗黙のルールの1つに、爆弾行為があります。
しかし「爆弾行為がどういうものか知らない」「どういう時に爆弾行為になりがちなのかわからない」と不安に思っている女の子も多いと思います。

そこでこの記事では、爆弾行為の概要や種類、なりやすい場面を紹介します。
爆弾行為をしないために気を付けることや、メリット・デメリットについても触れるので、キャバクラで働く上での暗黙のルールを知りたい人はぜひ参考にしてください！

キャバクラでの爆弾行為って何？

 

キャバクラ業界における爆弾行為とは、お店で禁止されている行為をいいます。キャバクラにはいくつか暗黙のルールやマナーが存在しますが、爆弾行為はその中でも特にやってはならない行為です。
爆弾行為をするとお店にいづらくなるおそれがあるため、十分に注意しましょう！

爆弾行為をするとどうなる？

爆弾行為は暗黙のルールではありますが、爆弾行為をしても罰金やクビになることはほぼありません。ただし、爆弾行為の罰則がないとはいえ、働きづらくなる場合がほとんどです。
爆弾行為は他のキャバ嬢に迷惑がかかるものが多いです。そのため、爆弾行為がきっかけで、他のキャバ嬢やボーイからの信頼を失います。冷ややかな視線を向けられたり、冷たくされたりしてお店にいづらくなり、退店につながるケースもあります。
キャバクラで円滑に、そして楽しく働くためには、他のキャバ嬢やボーイからの信頼を得ることが大事です。信頼を失う爆弾行為は、決してしないようにしましょう！

爆弾行為の種類は？

爆弾行為には複数の種類があります。知らず知らずのうちに爆弾行為をしてしまった、ということがないように、代表的な種類をチェックしておいてくださいね。
ここでは、爆弾行為の種類を解説します！

他のキャストから本指名を奪う

他のキャバ嬢から指名を奪うのは、爆弾行為の中でも一番悪いとされています。キャバクラには指名制度があり、指名するキャバ嬢をお客さんが自由に選ぶことが可能です。
お客さんが自ら、指名するキャバ嬢を替える「指名替え」をOKとしているお店も珍しくありません。
しかし、わざと指名を奪うのはご法度です。キャバクラには、お客さんが指名したキャバ嬢が席を離れる時、そのキャバ嬢の代わりに接客する「ヘルプ」というお仕事があります。ヘルプの席で下記のような行為をすると、指名替えを促そうとしていると思われるので注意が必要です！

・名刺や連絡先を交換する
・お客さんが指名しているキャバ嬢の悪口をいう
・ボディタッチをする
・同伴やアフターに行く

もし連絡先の交換を求められたり、同伴やアフターに誘われたりしても断りましょう。
また、ヘルプの席でドリンクをおねだりするのも爆弾行為だとしているお店が多い傾向にあります。
指名のキャバ嬢やお客さんから「何か飲む？」とすすめられた時は飲んでいいのですが、自分からねだるのはNGです。お客さんは指名のキャバ嬢だけにお金を使いたいと考えていることが多く、ヘルプのキャバ嬢にドリンクをごちそうするのを嫌がる可能性があります。
また、おねだりしてドリンクをもらえたとしても、ヘルプのキャバ嬢にごちそうした分、指名のキャバ嬢がドリンクをもらえずお給料が少なくなることがあります。指名のキャバ嬢からも嫌がられるおそれがあるので、ヘルプの席では、ドリンクについても気を付けましょう！

お客さんに枕営業をする

枕営業は、他のキャバ嬢にもお店にも迷惑がかかるので、明確な爆弾行為です。
枕営業とは、指名をしてもらったり、高いお酒を入れてもらったりすることを対価に、お客さんと肉体関係を持つ行為をいいます。
一度でも枕営業をすると「キャバ嬢と体の関係を持てた」という噂が広がるリスクがあります。
噂が広がると、体の関係を持ちたいお客さんが来店して、他のキャバ嬢に体の関係を迫る可能性もないとはいえません。お店の評判を落とす行為なので、スタッフからの信頼も失うでしょう。
店外でお客さんと会って直接お金をもらう「裏引き」も爆弾行為とされています。裏引きをするとお店の売上が減るためです
売上につながるなら、同伴やアフター以外で、お客さんと店外で会うことをOKとしているお店もあります。店外で会った時は、体の関係を持ったり直接お金をもらったりしないように十分注意してください！

無断でお店を移籍する

店長に相談せず、黙って移籍するのはお店に迷惑がかかるので爆弾行為です！
新しい環境で頑張りたい、もしくはステップアップしたいと思って、他のお店への移籍を考えるキャバ嬢は少なくありません。他のお店からいい条件を出されて、引き抜かれるケースもあります。
しかし、キャバクラはキャバ嬢がいなければ成り立ちません。そのため、キャバ嬢に勝手に退店されると困ります。さらに、無断で移籍したことが系列店や同じエリアのお店にバレると「爆弾行為をした」という噂が広まって、働きづらくなるおそれがあります。
店長に移籍の許可をもらえると、いい関係を保ったまま移籍することが可能です。移籍を決める前に、必ず店長と話し合いましょう！

爆弾行為は新人キャバ嬢でも許されない？

 

爆弾行為をはじめとした、キャバクラ業界でのルールを知らない新人キャバ嬢でも、爆弾行為は許されないパターンが多いです。
ルールをわかっていないと、知らないうちに爆弾行為をしてしまうおそれがあります。とはいえ、接客の流れやマナーはもちろん、爆弾行為などのルールを教えてもらえるお店は豊富に存在します。教えてもらったことを守りながら働けば楽しくお仕事ができるので、それほど心配はいりませんよ！

爆弾行為になりやすい場面は？

爆弾行為に発展しやすい場面はいくつかあります。爆弾行為をしないように気を付けるためにも、なりがちな場面を覚えておきましょう。
ここでは、爆弾行為になりやすい場面を3つ解説します！

体験入店（体入）の時

体入時は、ヘルプのお仕事を担当することが多い傾向にあります。
ヘルプの席で名刺を渡したり、ドリンクをねだったりすることはタブーですが、爆弾行為のことを知らないで体入すると、タブーな行為をしてしまいがちです。 体入で爆弾行為をすると、店長やスタッフから「他のキャバ嬢とトラブルに発展するかもしれない」「信頼できない」と思われ、採用されづらくなります。爆弾行為をしないよう、気を引き締めて体入しましょう！

ヘルプで接客している時

本入店した後、ヘルプのお仕事をしている時も爆弾行為をしやすいです。
ヘルプでついたお客さんと話が合い、連絡先の交換や同伴・アフターのお誘いに応じてしまうことが多々あります。連絡先交換や同伴・アフターに応じると、指名を奪おうとはしていなくても、指名替えするようけしかけたと思われるおそれがあります。ヘルプ時には特に注意が必要です。

店内ルールをわかっていない時

キャバクラのお仕事に慣れている経験者も、無意識のうちに爆弾行為をする事例があります。
そのため、店内ルールをわかってない未経験の新人キャバ嬢は、特に爆弾行為をしやすい傾向にあります。
お店や他のキャストに迷惑をかけないように、爆弾行為の種類についてしっかり覚えておきましょう！

爆弾行為をしないために気を付けることは？

爆弾行為をしないためには「どのような行為が爆弾行為となるのか」「爆弾行為になりやすいのはどのような場面か」をしっかりと理解しておくことが大事です！
キャバクラ業界のマナーやルールを学ぶ意味で、教育体制やサポート体制が整っているお店を選ぶこともコツです。また、面接時や体入時に爆弾行為を含むお店のルールについて自分から質問すると、不安を取り除いて働けますよ。

爆弾行為のメリット・デメリットは？

 

爆弾行為には「見た目やトークに自信がない人でも指名数やドリンク数、同伴回数や売上などを増やせる可能性がある」というメリットがあります。
メリットだけを見ると魅力的に感じるかもしれませんが、爆弾行為には下記の通り、メリットがかすむほどの多くのデメリットが存在します。
~爆弾行為のデメリット~
・罪悪感が残る
・指名を継続しづらい
・時給や出勤日数を減らされる
・キャバ嬢としてのスキルが磨けない
・いいお客さんに付けてもらえなくなる
・枕営業には妊娠や病気のリスクがある
・スタッフや他のキャバ嬢からの目が厳しくなる
・スタッフや他のキャバ嬢、お客さんとトラブルに発展する可能性がある
爆弾行為は、信頼や信用を失う行為であり、働く際の条件を下げられるパターンが多い傾向です。

また、爆弾行為をすると、自分に自信がなくても売上を増やせることから、自分磨きや接客スキル向上の努力をしなくなるおそれがあります。
さらに、他のキャバ嬢に嫌がらせをされる、または枕営業や裏引きをすることによりお客さんがストーカー化するなどのトラブルにも巻き込まれかねません。
爆弾行為は心にも体にも傷が残る可能性がある行為です。思うように売上を上げられなかったり、稼げなかったりしたからといって爆弾行為をするのはやめましょう。代わりに店長やスタッフに相談して、アドバイスをもらうことが大切です！

キャバクラの爆弾行為についてまとめ

爆弾行為の種類としては「本指名を奪う」「枕営業や裏引きをする」「勝手にお店を移籍する」ことが挙げられます。

爆弾行為になりやすいのは、体入の時や、ヘルプの席についている時、業界やお店のルールを知らずに働いている時です。
爆弾行為は、新人キャバ嬢でも許されないお店が多いため注意が必要ですよ。
爆弾行為には多くのデメリットがあります。お店や他のキャバ嬢に迷惑をかけるだけではなく、自分の心や体が傷つくおそれがあるので、爆弾行為はしないようにしましょう！